お客様から問い合わせ頂く、半分以上が以下のようなものです。
Reefer 250ですとHSBAOポンプはどれがオススメですか?
クーラーの設置も考えています。
やっぱりレッドシーリーファーシリーズ(RedSea Reefer)は人気有ありますね。
配管も簡単でデザインも優れていて音も静かなので、人気有る理由が良く判ります。
当方のブログでも何回かレッドシーリーファーシリーズへのお勧めサイズのポンプを紹介させて頂いているのですが、やはり配管施工は若干ハードルが高いと思われる方もいらっしゃるようですので、当方お勧めのホース接続での流量測定を行い、サイズ毎のお勧めポンプを紹介したいと思います。
今回は準備編として、レッドシーリーファーシリーズの各々の総水量や接続出来るホースのサイズと、ホースを使ったお勧めの分岐方法も含めて紹介させて頂きます。
実験方法
実験は売れ筋のDEP-6000とDEP-8000とDEP-100000の3種類で行います。
実験方法は下記の通りの2種類を考えています。
1. ポンプと送水管を直接ホースで接続する
2. 内径25mmのホースで水流を2分岐してクーラー側と水槽側に分岐する
※コントローラーを使って流量を調整した時の流量も計測します。
レッドシーリーファーシリーズの総水量と接続出来るホースのサイズ
型番 |
総水量 (L) |
接続可能なホースサイズ (内径) |
Nano | 105 | 16mm |
170 | 165 | 16mm |
250 | 244 | 16mm |
350 | 345 | 16mm |
425 | 422 | 25mm |
450 | 440 | 25mm |
525 | 525 | 25mm |
ペニンシュラ500 | 500 | 25mm |
ペニンシュラ650 | 662 | 25mm |
XXL625 | 625 | 25mm |
XXL750 | 750 | 25mm |
表を見て一目瞭然です。Reefer350サイズ以下の水槽は内径16mmのホースで接続出来て、Reefer425サイズ以上の水槽は内径25mmのホースで接続出来るようになっています。
各々、1時間当たり6回循環可能なポンプと10回循環可能なポンプサイズを探したいと思います。
今回は準備編という事で、まずは25mmのホースの分岐方法とレッドシーリーファーシリーズの接続を模擬する為の塩ビ配管に内径25mmホースを接続する為の道具を作りたいと思います。
VP25配管に内径25mmのホースを接続する
当方のブログで一番アクセス頂いているのは、塩ビ配管とホースをどう繋ぐか?を紹介したブログです。
ここに詳しく記載しておりますが、VP25に接続できるのは内径23.5mmのホースとなります。
内径25mmに1.5mm足りませんが、ホースバンドで締めれば1.5mmの差位はなんでも無いので、これで実験したいと思います。
作成手順は記載しませんが、完成はコチラ。
使った部品は2つだけです。
1.カクダイ樹脂製ホースニップル 取り付けネジサイズR1
2.アロン化成TS継ぎ手水栓ソケット 呼び径25
購入したのは毎度毎度のモノタロウです。
写真にシールテープの破片が写ってますが、これは当方在庫から使用してます。
内径25mmホースを2分岐する
まずは写真紹介です。
- 右下は、ポンプに繋がる部分です。上記3つのポンプは内径25mmのホースが接続可能なコネクタが標準で付属してます。
- 右上はクーラーに接続する部分です。クーラーとは内径16mmホースで接続します。
- 左上は給水管へと接続する部分です。内径16mmホースに接続するセッティングにしてますが、ホースを交換して内径25mmホースを接続もします。
使った部品は4つです。
1.タカギT型コネクター 内径25mm用
2.セフティ3ホースコネクター 25mm-15mm
3.ホースバンド
4.内径25mmホース
当方の在庫を使ったので、ホースが汚くてすみません。それにホースバンドが足らずに、一部タイラップを使用してますが、皆様は絶対にきちんとしたホースバンド使用して下さい。水漏れは最悪ですよ。
では、次回実験結果報告編をお待ち下さい。
皆さんの配管計画に少しでもお役に立てばと思います。
皆様良いアクアライフを!!
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