今回はとってもユニークな3段積み水槽向けという事でオーバーフローBOXやゲートバルブのご注文を頂きましたので紹介させて頂きます。
お客様よりの初回問い合わせ内容です
当方、少し変わったオーバーフローを家庭事情で考えてまして、上下三段の連結をしたいとおもっています。
最上段に濾過槽(トロ船的なもので自作)
二段目に90x45x45アクリル水槽
三段目に60x45x45アクリル水槽とクーラー
最上段:濾過槽はトロ船に穴を2つ開け、一つは緊急排水、片方は流量絞って排水
※二段目三段目のメンテスペース確保のため高さがかなり低い
二段目:サイドフローBOXをつかってのサイドフロー排水、最上段と同じ排水
三段目:ポンプを設置し、クーラー経由し給水
このとき、 最上段からの排水を二段目に落とすか?三段に目落とすか?その時ゲートバルブはどうするか? 給水は最上段だけにするか?二段目と最上段にするか? どれが安全なのかと悩んでいます。
また、地震のときに塩ビ接続だけだと折れそうで不安です。そのためホースのほうがいいのかと思っています。ただ見た目も捨てがたく。。。
現在60 45 45と簡易濾過槽で回しており、生体は魚中心、サンゴはソフトかLPSです。
ついこないだの猛暑時に、クーラーが停止する事故がありサンゴと魚の大半がお亡くなりになってしまいまして。。
また過去には配管つまりや劣化による漏水事故も経験、対策重ねてきたため、安全性には注意したいと思っています。
是非購入したいと考えており、相談乗っていただけるとありがたいです。このメールを拝見しただけでも特別感が有ってワクワクしてきますよね。
最終的にはゲートバルブ2個とオーバーフローBOXを購入頂き、お客様にて配管作業をして頂きました。
設置後に若干トラブルが発生しましたので、まずはその点をお伝えさせて頂きます。
ゲートバルブよりの漏水発生
配管完成より少し経過した時にお客様より下記メールを受領しました。
ようやく配管完成し、通水したところ、ゲートバルブ1個から漏水しまして。。。
継手部両方と本体から漏水しました。
バルブを閉近くにして、排水音を消そうとすると漏水が始まります。
まず継手から漏水が始まり、エポキシとバスコーク、ブチルゴムテープで漏水は止まりましたが、 本体の下部、成形時の塩ビのつなぎ目のところから今度は漏水がはじまってしまいました。。。
継手からの漏水は施工が悪かったのかな、と思いましたが本体からの漏水はちょっと恐いものがあります。
容易には取り外せないので困ってしまっています。
弊社取扱の配管はVP25(外径32mm)と同じ外径の配管にフィットする配管部材なのですが、実際は異なる規格で制作されている関係で、微妙にサイズが異なります。
※弊社取扱製品の方が気持ち太い配管です(表記上はどちらも外径32mm)
よって、コツを踏まえた上で接着作業を実施しないと、漏水の危険が御座います。
制作に当たりこの辺をお伝え出来ていなかった為、接着のコツを纏めた資料と代替のゲートバルブを発送させて頂きました。
弊社取扱配管部材とVP25配管を接着する時のコツ
お客様レビュー
本トラブルを乗り越えてお客様より設置レポートを頂戴しましたので、ここに紹介させて頂きます。
※弊社コメントは赤字です
一つの水槽から3本の排水管をとりつけ、一つにはゲートバルブ、一つには排水管の上部にエルボ2つと排水開始用の穴あけ、もう一つは緊急排水用の配管として取り込み口を高い位置にしました。
※水槽の外まで海感満載でとても良いですね
メインはゲートバルブ付ラインからの排水、そこで流れきらない分はエルボ2つのラインから流れる感じです。
ゲートバルブの調整で無音になりました。2つの濾過槽含め、四つの水槽を上記の配管で繋いでいますが、水流の音は全くしません。水流ポンプのブーンという稼働音が一番大きい音で聞こえるレベルです。
※ゲートバルブは本当にきめ細かく排水量が調整出来ますのでお勧め製品です
これにする前は日本でよく見るオーバーフローでやってましたが、ゴボゴボ音は消せるものの配管から聞こえる水流音が消せなかったので、かなり満足。
意外とオーバーフローボックスに水が流れ込む音がするので、ゲートバルブ操作してオーバーフローボックス内の水位上げる必要あるのかなと思いました。ゲートバルブ全開でも蓋して穴にスポンジ詰めたら結構音は小さくなりましたが。。
この構造ならバルブ操作で音消したいですね。
オーバーフローボックスに水が入ると、意外とオーバーフローボックス下部が水槽側にかたむきますね。水漏れることはなかったのですが心配になったのでホームセンターで3mm厚のゴム板買ってはさみました。
※これは実際に使用頂いている方だからこそ解るTIPSですね
3連結のうち一箇所は市販のボールバルブで水位調整するようにして、使用感比較してみたのですがやはりゲートバルブのほうが圧倒的に調整しやすいです。
お送りいただいた海外規格バルブへの接着のコツはかなり大事と思いました。
※今後は購入者様全員にお知らせ出来るようにしたいと思います
水槽の穴あけは、以前DIYでやった経験もあるのでそんなに大変じゃなかったです。先に適当な板に穴開けて、その板を水槽に固定して穴あけるようにしてます。
全部塩ビ配管で組むとしんどいですがホースと組み合わせて配管すればそんなに大変ではなかったです。
むしろ見た目気にして塩ビ配管多めにした結果あちこち曲がってしまってそっちのほうがショックです。。。
購入前は水槽内に設置する黒いボックス?の取付部から水が流れ込んできてしまうかとおもったのですが、そんなこともなくてポンプ停止しても大量の水が下に行くようなことなくて安心しました。
最終的に濾過槽はトロ舟やめて、安く手に入ったアクリル水槽2つにしました。
その間も3本のパイプ通して連結させました!
そこの連結部には水流調節用にボールバルブつけてみました。
総じて、やってよかったです!自分で水槽に穴に3つ空けるより見た目もすっきりしました。
ご丁寧にレビュー有難うございます。
また機会有りましたら何卒よろしくお願い申し上げます。
info.saffdesign@gmail.com
皆様良いアクアライフを!!
最近米国からの多くのアクセスを頂いております。
本当に有難いことです。
Thank you for reading this blog.
I am sorry for the description in Japanese only.
This page article "3-tiered water tank."
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