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マメオーバーフロー用ポンプ×2と配管製作のご紹介PART1

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

本日(2020年3月21日)メーカーより製品出荷の連絡が参りました。

 

ポンプ購入をお待ち頂いている皆様、近々に各販売チャンネルで販売再開致しますので、少々お待ち頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

 

さて、今回はマメオーバーフローを2つとクーラーを循環させるポンプと配管の相談を頂きましたので紹介させて頂きます。

 

※相当な回数メールのキャッチボールをさせて頂いておりますので、ダイジェスト版でお送りします。

 

マメオーバーフローとは??

MAME.DESIGN®様が販売している製品で、普通の水槽を後付でオーバーフロー化出来る物です。

ガラスで出来ておりとても綺麗な製品です。

 

詳しくはリンク先を確認下さい。

 

お客様から初めに頂きました相談内容です

突然のメールで大変恐縮ですが、ご意見いただければと思っております。

まず、当方の水槽仕様なのですが、60x30x36のベーシックなタイプを2台とオーバーフロー(マメオーバーフロー)、クーラー(ゼンスイ100α)となります。

現在は60センチ水槽1台をミスト式で管理しておりますので、マメオーバーフローが稼働しているのは1台でポンプはRIO3000を 使用しておりますが、音と2台のマメオーバフロー、クーラーにはパワー不足を感じております。

将来的に60センチ水槽2台を稼働させた場合

・DEP-10000を検討していますが、パワー的に問題ないか?

・水中ポンプからの分岐は3分岐(OF→内径12mmホース⇒マメオーバーフロー×2、OF→内径12mmホース⇒クーラー)と考えているが問題ないか?

ちなみに、OF→クーラーはその後は水槽でなくOFに戻すほうがよいのでしょうか?

求められる水量は5~15 L/minです。

不十分、またはわからない場合は、無理をせず、クーラー用に小さなポンプを別途購入します。

 

多くの問い合わせを頂きますが、皆様とても丁寧で詳しく記載頂いているので助かります。

 

一度目の回答内容です

 

ご質問頂きました件回答させていただきます。

 

頂いた条件で流せる最大流量は下記の通りです。

  • マメオーバーフロー12L/分×2
  • クーラー15L/分×1

※流量は各社のHPより引用しております。

合計39L/分

 

これ以上の流量が流せないという事を考慮するとDEP-10000はやり過ぎと思います。

配管が細すぎて大流量流れないのに、無駄にパワーが有り電気代だけが増えてしまう可能性大です。

そういった意味では、DEP-4000からDEP-8000のどれかで十分なような気がします。

 

実験結果からの推定です。

 

全てホースでの接続となりますので、ホースの分岐はしっかり考慮する必要御座います。

必要有れば配管計画検討の上提出させて頂きますので連絡頂けますと幸いです。

 

※その時は配管施工可能か?否かをお教え頂けますと幸いです。

 

1回目の配管提案です

 

何度かのメールやり取りを経て塩ビで配管で配管組をされたいとのお話を頂きましたので、1回目の提案を提出させて頂きました。

 

レッドシーリーファー用配管 dep-4000

 

ポンプからVP25サイズで取り出して、まずはクーラー用の分岐を作ります。

 

その後T字分岐をして、マメオーバーフローへの接続口を作ります。

 

※全て内径12mmφホース取り出しとなります。

 

 

綺麗な水槽の写真とご意見頂戴しました

現状、写真の配置になっております。

ポンプは一番右に付ける想定ですので、T字よりはL字で分岐させたほうがいいと思いますがいかがでしょうか?

水草水槽 マメオーバーフロー

 

とても綺麗に水槽維持されてますね。

 

写真を頂いた事で、どのような配管組をすれば良いかイメージが沸きましたので、再度計画を見直しして提案させて頂きました。

 

 

数度のやり取りを経て配管計画決定しました

配管単体図

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

正面から

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

側面から

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

背面から

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

各種注記を添えてメールさせて頂きました。

 

  • これだけの付加物はポンプの自重で支える事が出来なくなりますので、配管はどこか水槽台からサポートを出して吊って頂く必要が御座います。
  • クーラーの戻りは濾過槽の第一槽(リターンが戻ってくる所)に戻すことがお勧めです。これによってショートサーキットも防ぐことが出来ます
  • 濾過槽掃除した後に水槽に行く配管を全部閉めて、クーラーだけで水を循環させればフィルターボックスを利用して汚水を濾過する事が可能です。

全体的に綺麗に収まったと思ったのですが、、、 

メールのやり取りがお客様のアイディアを励起したようで、下記メールを頂きました。

 

マメオーバーフローはガラスで軽いため、現在もポンプ→ホース→オーバーフローなのですが、じゃっかん斜めに設置されています。

出来る限りホースが伸ばせるようにL字をかませてもいいのかなと考えております。

 

配管計画決定FINAL

 

以下メールと共に配管アイディア再度提出させて頂きました。

 

  • エルボーを挟んで配管の垂直立ち上げお薦めです。
  • しかしながら、事前作成では詳細寸法があたれない為、絶対に満足行くものが出来ません。
  • 決して変な意味では無いのですが、プラモデルを作るよりは、簡単と思いますので、ご自身でVP13部分(添付図の赤色部分)は切り貼りチャレンジするのは如何でしょうか?
  • 配管切断が難しい(大掛かりな工具が必要な)VP25は切断加工の上、ポンプ同梱させて頂きます。

 

正面から

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

側面から

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

全体収まり

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

仮組み&流量測定

 

上記内容でご許可頂きましたので、部品準備して仮組みと能力測定を実施しました。

 

切り落としして刺しただけですので、汚くてすみません。

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

写真をお送りした所、”クーラーへの接続は配管が前に出過ぎるのは困る”旨の連絡を頂きましたので、色々な組み合わせ出来る配管パーツを使用し現況に合わせての配管接続をお願いさせて頂きました。

  

※参考でお送りした接続アイディアです 

 

 

実験水槽にセットした様子です。

 

全て内径12mmφホースで接続しています。

 

オーバーフロー水槽 DCポンプ 水中ポンプ DEP-6000 HSBAO マメオーバーフロー

 

では実験の様子を御覧ください。

 

 

測定結果纏め

 

 

コントローラ出力

水槽側流量

(L/分) 

クーラー側流量

(L/分)

条件
 100%  10.2  8.1 2つの水槽とクーラーへ送水
90% 9.5    
80%

8.5

   
70% 7.4    
60% 6.2    
50% 4.7    
100% 11.4   2つの水槽にのみ送水 
100% 13.7    1つの水槽にのみ送水 
100%   9.8 1つの水槽とクーラーへ送水

 

2つの水槽(配管)へと送水しておりますので、条件複雑で表が見にくくてすみません。

 

実験も終わって報告と共に、送付先を確認したら。。。

 

今回はここで終わらせて頂きます。

 

近日中にパート2を公開させて頂きますので少々お待ち下さい。

 

 

info.saffdesign@gmail.com

 

皆様良いアクアライフを!!

 

最近米国からの多くのアクセスを頂いております。

本当に有難いことです。

 

Thank you for reading this blog.

I am sorry for the description in Japanese only.

 

This page article "Pipe design for MAME Over flow ."

 

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