DEP-8000を購入頂いたお客様よりの問い合わせ
製品をご購入頂いたお客様より下記連絡を頂戴しました。
当初お客様はポンプの故障と思い連絡を頂いたようです。
当方から
”クーラー経由配管という点が気になる事と写真等で配管経路等教えて頂けましたら、問題点指摘できるかも知れません。”
と連絡した所、以下の写真を頂戴致しました。
ご覧頂いて判る通り、クーラー配管含めて全てを塩ビパイプでとても綺麗に配管されております。
しかしながら、下記の2点が気になる旨連絡させて頂きました。
- 配管長が長く曲がりが多いので流量を損失している可能性が有る
- クーラーにより大きく流量を損失している可能性が有る
この状態を回避する配管計画を立てる事で、1,700L/H程度の流量は期待出来る旨連絡させて頂いた所、再度下記連絡を頂戴しました。
※この流量は推定値では有りますが、実測に基づいた推定値なのでかなりの確度で同様の流量が確保可能です。
お客様のお気持ちとても判ります。
水槽立上げをとても楽しみにしていたのに、ポンプから排出される水がチョロチョロとしか流れなかったら、それはがっくりされるでしょうし、故障と疑われて当然です。
配管接続無しにポンプを動かしてみて下さい。とお願いした所、下記連絡を頂戴しました。
この連絡を受けて、ポンプの故障では無く、配管計画に少し無理が有る事確信しましたので、頂きました写真を使う形で下記配管計画をメールさせて頂きました。
このブログでは何度か紹介させて頂いておりますが、まだまだ水槽用ポンプに関して一般のお客様が誤解されている点が多いように感じます。
ここに再び記載しますが、ポンプの購入判断や配管計画には以下3点を知っておいて頂くと良いかと思います。
- ポンプに記載されている性能曲線は残念ながら全く当てに出来ません
- クーラーを介しての直列接続は配管負荷が増大してしまい流量の大幅減に繋がります
- 流量は、ポンプの大きさと配管太さによって決定されます
上記3点を証明する為に各種ポンプの流量測定実験を行い公開しておりますので、このHPの一番上にも記載しておりますが、もし水槽用のポンプを購入しようと考えているお客様には是非このページをご覧頂けるようにお伝え頂けますと助かります。
その後”こんな配管計画で良いですか?確認して下さい”という一文と共に頂いた配管計画図が、とても見事な物でしたので紹介させて頂きたいと思います。
どうですか?
これすごいと思いませんか?
間違いなくプロレベルの方が書いたアイソメ図ですよね?
ポンプからのプレッシャーラインとクーラー経由後のプレッシャーラインの色も変更して記載されており、ひと目でどう配管するか伝わってくる。素晴らしい図だと思いました。
1週間後に再配管の結果を連絡頂きました。
そうなんです。
適正な配管計画をして頂ければ、ポンプが持っている能力通りの流量が出て当然なんです。
1ヶ月後に綺麗な写真と動画を頂戴しました
とても多くのサンゴを飼育されておられます。
色鮮やかなサンゴをとても綺麗に配置されておられます。
残念ながらライブロックに隠れて、ポンプは見えなくなってしまっていますが、順調に稼働しているようで、とても安心致しました。
※他にもポンプ流量が少なくって困っているお客様等いらっしゃいましたら、遠慮無くメール等で連絡頂けますよう宜しくお願い申し上げます
もちろん当方ポンプ購入頂ければ幸いです!!
今回は、ブログ公開に際して多大なる協力頂きまして本当に有難う御座いました!!
info.saffdesign@gmail.com
皆様良いアクアライフを!!
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理由は全く分かりませんが、最近米国からのアクセスが非常に多いです。
本当に有難いことです。
Thank you for reading this blog.
I am sorry for the description in Japanese only.
This page article "How to earn big flow by re-pipe."
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