· 

HSBAO DEP-1200をクーラー循環用ポンプとして使用する

2ポンプ体制での運用は如何でしょうか?

 

ご紹介させて頂いておりますHSBAOはDCポンプ(直流ポンプ)となります。

 

DCポンプは流量を絞ると消費電力量(電気代)を抑えることが出来ます。

 

特にクーラーは年中使用する訳では無い製品ですので、ポンプとクーラーとオーバーフロー管を直列接続すると、冬場等のクーラーを使わない時期は無駄に電気代を払ってる事になります。

 

hsbao DEP-6000 水槽 塩ビ配管 オーバーフロー水槽 

 

 

先日もお伝えしたように、ポンプ先で配管やホースで2分岐してオーバーフロー管に行く水流と、クーラーやUVに行く水流へと分けておくと、冬場等のクーラーを使用しない時期は、クーラー側のバルブを締めてポンプ出力を絞る事で、電気代を節約する事が出来ます。

 

皆さん計測されてないかも知れませんが、24時間動き続けるポンプの電気代って結構掛かるんですよ。 

 

今回はポンプを2台購入して、HSBAOのDEP-1200(1,500L/H)をクーラー循環用ポンプとして使用出来ないか?との相談を頂きましたので実験してみました。

 

高く揚程を持ち上げる訳では無いので、型番に近い流量が期待出来ると思います。

 

機材はシンプルに内径16mmのホースで接続しましたので揚程は500mm程度です。

 

クーラーはGEX様のクールウェイ200です。

UVランプはカミハタ様のターボツイスト3×9Wです。

 

DEP-1200 HSABO 水中ポンプ 水陸両用ポンプ 水槽 オーバーフロー水槽 gex クールウェイ200

 

では、早速実験動画を御覧ください。

 

 

結果です。

 

コンディション 流量
クーラーのみ 738L/H(12.3L/分) 
クーラーとUVランプ  672L/H(11.2L/分)

 

先日16mmホースを使用して13mmサイズのオーバーフロー管へと接続した実験結果をご報告させて頂きましたが、結果はその流量と殆ど変わりませんでした。

 

揚程が倍も違うのに流量が同じという結果からすると、

クーラーの内部配管は相当細いのか?流路が長いか?のどちらかだと思います。

 

UVランプは内部経路が太いですし、比較的短いのでそれほど抵抗にならないことが判りました。

 

結果から、GEX様のクーラーで有れば全機種。ゼンスイ様のクーラーで有ればZC-700αまで対応する事が判りました。

 

皆様良いアクアライフを!!

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    林芳弘 (水曜日, 12 5月 2021 13:21)

    初めまして、今度900×450×450の海水水槽を立ち上げようと考えてます。
    ホームページを見て勉強させていただいてます。よろしくお願いいたします。
    3層の濾過層でDEP-8000を考えてます。あとクーラーをつけ分岐するのではなくポンプを8000と1200で分けて設置しようと考えてます。
    クーラーはエアコンをつけっぱなしにするので様子を見て導入したいと思います。
    質問なんですが、
    8000の方は吐出口までVP25で接続した方がいいのでしょうか?それともピストルの部分でVP13ないしVP20に変更しても流量(回転数)は問題ないのでしょうか?

    あと、注意点、アドバイス等ありましたら合わせてご指導いただければと思います。
    よろしくお願いいたします。

  • #2

    管理人 (水曜日, 12 5月 2021 14:13)

    ご質問有難うございます。
    吐出口太さで、流量は全然異なります。
    もちろん太い方が沢山の流量が流れます。
    DEP-8000でVP25で吐出口まで導けば、3,500L/時間の流量が流れます。
    もしVP13で吐出口まで導くと1,800L/時間の流量が流れます。
    これを見ると、太い配管で無いともったいない気がしますよね。
    参考ブログ:https://www.saffdesign.com/2018/04/25/hsbao-dep-8000%E6%80%A7%E8%83%BD%E5%AE%9F%E9%A8%93/

    と書きながらも想定総水量200L程度と仮定すれば、1,800L/時間の流量が有れば十分な気がしますし、もしこの程度の流量で問題なければ、DEP-4000をVP20配管で接続頂ければ、2,200L/時間以上の流量も稼げます。
    参考ブログ:https://www.saffdesign.com/2018/05/03/hsbao-dep-4000%E6%80%A7%E8%83%BD%E5%AE%9F%E9%A8%93/

    いずれにしても、ここでは書ききれないので、メールでご質問頂けますと幸いです。
    info.saffdesign@gmail.com