弊社2分岐配管は色々な水槽用に注文頂いているのですが、今回は珍しくレッドシーリーファー250にマーフィード900サイズ水槽を増設する為の、分岐配管をご注文頂きましたのでご紹介させて頂きます。
メールにて問い合わせを頂戴しました
この度、reefer250にマーフィード90×45×50オーバーフロー水槽を連結しようと計画しております。
そこで、分岐配管と揚水ポンプを購入させていただきたいのですが、恥ずかしながら配管に関して全くの無知で自信もなく、どの商品を購入すれば良いかご教示頂ければと思い、連絡させていただきました。
第1回メール問い合わせへの返信
毎回思うのですが、水槽を趣味にされている方は非常に丁寧に質問を頂ける印象が御座います。本当に感謝です。
通常2分岐配管というとメイン配管とクーラーやUVランプ分岐の為に製作する事が多いのですが、今回はレッドシーリーファー250の濾過槽を活かしてマーフィード900サイズ水槽を連結させる為の物になります。
頂きましたメールに下記返信させて頂きました。
ご質問の計画とても楽しそうですね。
詳しくはUVランプの有無やクーラーの型番等をお教え頂けましたら
検討を進めますが、多分こんな感じの構成が良いのでは?と思っています。
ポンプ→逆止弁→2分岐→内径32mmホース接続でリーファー250へ
→UV・クーラーサイズに合わせたホース内径
→内径19mmホース接続でマーフィード
ポンプはDEP-10000 1択です。
参考までに連結配管のブログ記事紹介させて頂きます。
質問は無料ですので、遠慮なく心ゆくまで質問頂ければと思います。
お客様より頂戴した確認メール
メールを送って、すぐに下記メールを頂戴しました。
早速のご連絡ありがとうございます。
UVランプ、クーラーなどの接続は無く、リーファーとマーフィードだけを接続予定です。
参考のURL、リーファーキャビネットのポンプ位置違いますが、その通りのイメージです!
ポンプと一緒に配管類も購入させていただくことは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします🙇
提案書提出
UVランプもクーラーも接続無しとお教え頂きましたので提案書を急いで作成し即日提出させて頂きました。
お客様に最終的にお納めさせて頂きました製品
接着前に最終確認の為に撮影した写真です。
ポンプは同時にご注文頂きましたDEP-10000です。
接着前ですので傾いてしまっていますが、しっかりと差し込んで接着する事でまっすぐになりますし赤色の配管の見えている部分が狭くなります。
接着完成後の写真です。
弊社実験水槽のレッドシーリーファー170の前に置いて写真を取りました。
ポンプ直上に逆止弁とボールバルブを並べましたがきちんとキャビネット内に寸法的には収まっています。
実際に濾過槽内にセットすると水槽接続側とは高さ的に接続が厳しい事になりますので、内径25mmホースをグルーっと1周させて接続する形になります。
※それ程抵抗にはなりませんので、それによって流量が減るという事は殆ど無いと思います。
お客様向け提案書にも記載しましたが、マーフィード側に向かうボールバルブはWユニオン仕様を使用していますので、ボールバルブ後に設置された90度エルボを好きな向きに向けることが出来ますし、バルブも好きな向きに設置出来ます。
バルブを締めた写真です。
正面に向けてバルブを設置しても、水槽側のボールバルブと干渉する事無く使用出来ます。
設置状況ご紹介
設置後にお客様より写真を頂きましたのご紹介させて頂きます。
レッドシーリーファー250は濾過槽がそんなに大きく無いのですが、きっちりと収まっています。
お客様の水槽はレッドシーリーファーG2シリーズでは無いので、配管全体が黒色(グレイ)ですが、赤白配管が良いアクセントになっていると思います。
水槽接続部分が良く見えませんが、魔改造Ⅲ改造もして頂いてますので、レッドシーリーファー側の水量も大幅アップしています。
マフィード水槽側の写真です。
内径19mmホースを使ってVP13サイズの給水管と接続されています。
落水側は水道用の蛇腹ホースを利用してレッドシーリーファーの濾過槽へと導いておられます。
全体画像です。
大小含めて6台の水槽が並んでいます。
レッドシーリーファー250水槽の中も各種珊瑚が立派に育っており、とても綺麗ですね。
お客様より頂きましたレビューを紹介させて頂きます。
お客様レビューのご紹介
まだマーフィードの方に水入れできていないのですが、お陰さまでうまく設置できました。
内径24mmホースはホームセンターで50cmの切り売りを頼みましたが、一回転させるにはギリギリだったので60㎝だとちょうどかな?という感じでした。
カーブしてホースが曲がる箇所は少し潰れてしまって心配でしたが、水を流すとしっかり膨らんだので一安心です。
ポンプは給水のカバーが付いたままだとサンプ内に入らなかったため、カバー外しでシンデレラフィットです。
マーフィード側からの排水は、教えていただいたアキレスジョイントではなく、水道用の排水ホースで雑に仕上げてしまいました😰
初回問い合わせ時から、無知丸出しな私にも迅速親身なご提案をしていただき大変助かりました🙇
また何かありましたら相談させてください!
(サンプ内汚くて申し訳ありません😓)
この度は弊社製品購入本当に有難うございました。
また機会有りましたら何卒よろしくお願い申し上げます。
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長きに渡り弊社製品をご愛用頂いているお客様がレッドシーリーファー170から300にサイズアップされました。
レッドシーリーファー170用分岐配管(Jebaoポンプ使用)
元々はJebaoのポンプを使用されておられました。
クーラーへの分岐配管を購入したい。とのご相談を受けて、分岐配管を納入させて頂きました。
Jebaoのポンプの吐出口寸法をお教え頂いた所TSユニオンソケットVP20サイズが入る事が判明したので、VP20配管で分岐配管を製作させて頂きました。
※弊社取扱HSBAO DEP-4000の分岐配管と同様です
水槽側がVP20(魔改造Ⅲ接続)クーラー側が内径12mmホース接続仕様です。
レッドシーリーファー300にアップグレード
数カ月後にお客様から問い合わせを頂戴しました。
レッドシーリーファー300にアップグレードしたのですが、この配管そのまま使えますか?
この部分が外れないのでは?と思われたようです。
レッドシーリーファー170同様にレンチ等を使用すれば簡単に外れる事ご説明させて頂き、魔改造Ⅲ仕様で運用いただくことになりました。
ポンプの能力は分かりませんので、どの程度流量が流れているかは分かりませんが、通常で有れば内径16mmのホースで接続する所を内径25mmホースで接続して頂いておりますので、通常接続時より最低でも20%程度は流量アップしていると思います。
ポンプと配管のアップグレード
またまた数カ月後に今度はポンプと配管のアップグレード相談を頂戴しました。
有り難いことに弊社取扱のHSBAOポンプを使ってみたいというご相談でした。
使用水槽はレッドシーリーファー300G2との事でしたのでDEP-8000をお勧めさせて頂きました。
またレッドシーリーファーの配管色に合わせてカラー分岐配管にしてみたい。との相談を頂き、逆止弁付きカラー分岐配管をお勧めさせて頂きました。
※画像はお客様にお納めした物では無く参考画像です。(お客様にお納めした製品はクーラー側バルブが標準バルブになります。本写真はWユニオンボールバルブ仕様)
水槽内に設置頂いた写真がこちらです。
御覧頂いて判る通りとても太いホース(内径32mm)で水槽と繋いでいます。
水槽もレッドシーリーファーのG2シリーズという事で、吐出口の太さも改善されているので、この状態でも相当の大流量を流す事が出来ていると思います。
排水側カラー配管へのアップグレード
分岐配管を納入してすぐにカラー配管を購入出来ないか?とご相談を頂きました。
分岐配管からUVランプへの接続にホースを使っているのですが、そこを赤い配管にしてキャビネット内をスッキリさせたい。との相談でした。
相談事の様子です。
UVランプをキャビネット天井に設置しとても綺麗に収められていると思います。
最終的には下記製品を購入頂きお客様にて配管作業をされました。
キャビネット内の配管が全て赤に統一されました。
元々は分岐配管後をホース接続されていたので、一部に負荷が掛かって折れ曲がっていたのですが、曲がり箇所全てに90度エルボを入れて頂きましたので負荷抵抗減ったと思います。
※ホースでゆるやかに曲げるのは流量的に良い事多いのですが、この程度のエルボ数で有れば流量にそれほど影響を与えることは無いと思います。
分岐配管立ち上げ部アップ写真です。
分岐配管との接続部とUVランプとの接続部に一部ホースを使っておられますが、狭いキャビネット内に綺麗に配管を収めて頂いています。
UVランプからクーラーへの接続部アップ写真です。
クーラーへのホース曲がりが穏やかになるように最後の90度エルボを上手く傾けて設置頂いております。
「配管が綺麗になったので奥様も喜んでる」との嬉しいコメントも頂戴しました。
この度は弊社製品購入本当に有難うございました。
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この1ヶ月ダイノスと闘ってました。
備忘録的に効果が有った対策と無かった対策を記載させて頂きます。
※写真も少なく万人に役に立たないブログで申し訳無いです。
発生したダイノスは毛羽だった見た目のダイノスで、水槽壁面含めてサンゴが咲いている所以外は完全に占領されてしまいました。抹茶色の水景が広がっていました。
対策1
【効果有り】
1.照明出力を40%程度に抑えました:照明が強い時間に比べると夜間はダイノスの活動が抑えられているように見えましたので、照明出力を絞りました。
2.バイオペレットリアクターを止めました:カミハタ社のリン酸ケイ酸吸着濾材を入れていたのですが、NP比を意図的に崩す行為にも思えたのでリアクターを取り外しました。
3.NO3:PO4-Xの添加を止めました:吸着剤との複合的な添加の結果、弊社実験水槽はリン酸塩濃度:0.04ppm以下、硝酸塩濃度:ほぼ未検出で維持出来ていました。
※どちらもレッドシー社のアルジーコントロールプロマルチテストキットでの数値
極端な低栄養塩状態も良くないと考え、こちらも添加をストップしました。
4.水流を弱めました:弊社取扱のウエーブメーカー5000L/分を使いレベル80
%でパルスモードで水槽全体に波が起こるような水流を起こしていたのですが、この出力を40%に変更しました。
5.Marfied社のMicroBacter7を添加しました:水槽内のバクテリアバランスを変えたかったので、バクテリア剤を添加する事にしました。弊社のご近所に有る頼れる海水魚ショップナチュラル様にお勧めバクテリアを相談した所、この製品をお勧め頂きましたので、添加をスタートしました。結構ドバドバと投入しました。
以上5つの対策を行ったのですが、目に見えてダイノスが減るというのは体感する事が出来ませんでした。同時に行った下記対応のせいかも知れませんが。。。
【最悪の結果をもたらした対策】
1.水温を25℃→27℃に変更しました:これも水槽環境の変化を狙っての行為だったのですが、変温のダメージでゆらゆら系のLPS3種5体(タコアシ・フラワー・流れハナ)が☆になりました。正直精神的にきつかったですね。2日程度であっけなく溶けてしまいました。これは本当に当方の対策が悪かったと思います。大事に育てていた生体ですので、本当に申し訳ない事をしてしまいました。
2.発生したダイノスを濾過槽のフィルターで濾し取る為にスポイトで吹き飛ばしました。結果、フィルターで濾し取る量よりも水槽全体に広がる事になってしまい、本当にまずい対策だったと思います。
対策2
【効果有り】
1.シュリンプ様よりワラワラを購入させて頂き投入しました:ネットでもダイノス対策の定番として記載されている方がとても多いので、トライさせて頂きました。
2.シュリンプ様より天然海水を購入させて頂き10%程度(19L)海水を交換しました。人工海水での換水はネガティブな事が多そうでしたので、ここは天然海水を使ってみました。
外装段ボールのイラストもユニークですし、送付状では無くThank youレターが入ってたのもとても嬉しかったです。
3.ワラワラ投入と海水交換時に全てのライブロックとサンゴを取り出して、新たに作った海水(人工海水)で綺麗に洗いました。2つのサブ水槽を利用して、1次洗い→2次洗いを行い元に戻しました。
しつこいダイノスは歯ブラシを利用してゴシゴシして、ある程度目に見える茶色部は取り除いてから元に戻しました。
※この段階でほとんどのダイノスは消えていたのですが、完璧とは言えないので対策3も行いました
対策3
【効果???】
対策2でほとんどのダイノスは消え去っていたので、どの程度効果が有ったかは判りませんが、ネガティブな事は発生していませんので、現在継続しています。これはミニミニ様推奨の方法です。
1.GEXのサイクル高濃度バクテリアを100cc程度投入しました。翌日以降は2日に一回程度キャップ一杯投入しています。
しかしこのパッケージって人生で今まで購入した製品の中で一番開けにくかったです。私が理解出来なかっただけかも知れませんが、シュリンクにミシン目が無くてカッターを使ってシュリンクを切り裂く必要が有りました。ここを改善頂いたらとても使いやすくなるのでは?と思いました。
2.土壌バクテリアF1を2ml程度2日に1度添加しています
※もしかしたら対策2を飛ばして、この方法を試してもダイノスが綺麗に消え去った可能性大です。
対策4
【効果???】
ライブロックを追加しました。このライブロックもナチュラル様で購入させて頂きました。A級枝状ライブロックです。
上にも書きましたが、ユラユラ系のLPSが全滅し、ミドリイシも半数以上が落ちてしまいましたので、水槽内のサンゴが結構スカスカになってしまっているので、一部のライブロックを取り出し、新しいライブロックを追加して水槽内のバクテリアのバランスを変える事を狙っています。
もう少しして水質の安定が確認されたら、ゆらゆら系サンゴ追加したいと思います。
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メールにてご相談を問い合わせを頂きましたお客様のお家にお邪魔して配管作業をさせて頂きました。
分岐配管のご注文は圧倒的にレッドシーリーファーをお使いのお客様が多いのですが、今回は、プレコ社製の珍しい水槽に設置させて頂きました事例となります。
今回は、このお客様から注文を頂いて出荷するまでのやり取り等を紹介させて頂きたく思います。
メールにて問い合わせを頂戴しました
現在90×45×50のオーバーフロー水槽で海水魚飼育をしています。
現在は循環用ポンプとクーラー&殺菌灯循環用ポンプで二つ回しているのですが、 できればこれをDCポンプ一つにまとめられればと考えています。
貴社のHPを拝見し、ほとんどがリーファーであるものの、 アクアギフト社の水槽などでも配管作成されたというのをみましたので、 我が家にあった配管とポンプを検討いただけないかと思いメールしました。
現在の水槽は以下のような状況です。
〇水槽:プレコ社オーダーメイド水槽(W90×D45×H50)
三重管オーバーフロー
〇メインポンプ:ネワジェット2300
NEWA Jet 1700 – 2300 - 3000 ネワ ジェット1700 – 2300 – 3000 - NEWA Tecno Industria・オーバーフロー配管直結です
・ポンプから吐出口までの揚程は約1.2メートルです
〇クーラー&殺菌灯ポンプ:シッチェシンクラ1.5
・水槽台背面から壁に空いた穴を通して廊下のクーラーン接続、クーラー循環後、 同じ穴を通って水槽台内に設置のターボツイストZ18Wを通って、濾過槽へ
HSBAO社製のポンプで、分岐させる場合に適正なポンプと、 配管を作成した場合、おいくらになるのかをご教示いただければ幸いです。
ポンプは少し余裕があるものが希望です。
丁寧な説明と写真も2つ付けて頂きましたの内容を一発で理解する事が出来ました。
当初はポンプと分岐配管を購入頂く予定だったのですが、何度かメールをやり取りさせて頂き、実はご近所にお住まいだという事が判明し、最終的には据付と流量測定までご発注頂きました。
お客様の水槽は一般的なオーバーフロー管をお使いのシステムで、排水側はVP40サイズ・給水側がVP13サイズの物でした。
事前に何度かメール確認させて頂いておったので作業に心配は無かったのですが、給水管とホースが接着されているようで、きちんとホースのハマりを考慮した配管長が確保出来るか心配でしたが、全く問題無く作業をする事が出来ました。
一人で作業している為、途中の写真が取れず申し訳ございません。
いきなり完成の写真です。
写真では読み取れない点補足させて頂きます。
出力別に流量を測定させて頂きました
今回は流量も測定されたいと依頼を受けておりましたので、流量計をセットしコントローラー出力毎の流量も測定させて頂きました。
100%出力です。19L/min(1,140L/時間)
90%出力です。18L/min(1,080L/時間)
80%出力です。17L/min(1,020L/時間)
70%出力です。16L/min(960L/時間)
60%出力です。15L/min(900L/時間)
出力を10%絞る毎に1L/min流量が減るという結果になりました。
※本当はクーラー側流量も同時測定させて頂く予定で流量計を持ち込んだのですが、直管部が長く取れなかった為、水槽側のみの流量測定となってしまいました。
お客様にも水槽吹出口の流量をご覧頂き、ポンプ交換の実力を感じて頂く事が出来たのですが、やっぱり給水管が細いのは流量に大きな影響を与えていますね。
VP25給水とは言いませんが、ここがVP16やVP20で有ればもっと低いコントローラー出力で同等以上の流量を流せます。
もし水槽をオーダーで作られる方で、マグネットポンプ以外をお使いのお客様は若干コストアップしても、太い給排水管でオーダーされた方が良いかと思います。
※マグネットポンプはポンプからの排出速度が高いので、細い配管でも大流量流れますので、心配ないと思います。(実験済みです)
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先日はレッドシーリーファー250G2をお使いのお客様宅にお邪魔して2分岐配管を組ませて頂きましたが、本日はレッドシーリーファー250V3をお使いのお客様宅にお邪魔して3分岐配管を組ませて頂きましたので比較も付けて紹介させて頂きたく思います。
お客様水槽に関して
前回のお客様と今回のお客様の仕様比較表
水槽 | レッドシーリーファー250G2 | レッドシーリーファー250V3 |
ポンプ | OCTO Varios 6 | OCTO Varios 8 |
クーラー | ゼンスイ ZC-500α | ゼンスイ ZC-700α |
クーラー側ホースサイズ | 内径16mm | 内径19mm |
配管分岐数 | 2 | 3(カルシウムリアクター有り) |
逆止弁 | 無し | 有り |
魔改造Ⅱ | G2なので必要無し | 有り(流量大幅増) |
魔改造Ⅲ' | 有り | 有り |
ポンプ・クーラー共には似たような機器構成になってますね。
ポンプサイズが違うのは分岐数に応じての物だと思いますし、クーラーの差は多分お客様の設置環境に応じての物だと思います。
ただ、G2とV3の差が配管設置には結構大きく響き、今回の配管組は正直苦労しました。
この写真を御覧ください。クーラー側の配管をL字分岐から真っ直ぐ立ち上げる事が出来ず(リターン配管に当たってしまう)2回エルボで折り曲げると共にユニオンを2個入れて、好きな向きに配管を持っていけるように工夫させて頂きました。
こちらがレッドシーリーファー250G2に2分岐配管をセットさせて頂きました写真です。リターン配管が直上にないので、真っ直ぐ配管を立ち上げる事が出来ています。
※どちらも上方まで配管を持ち上げているのは、給水タンクを躱すためです。
当方の2分岐配管をお求めのお客様はホース接続になりますので、それほど気にする必要が御座いませんのでご安心下さい。
ただ、ポンプの角度とボールバルブの位置関係が結構微妙ですので、Wユニオンボールバルブ仕様の2分岐配管をお勧めさせて頂きます。
こちらを選んで頂けましたら好きな向きにバルブをセット出来ますので、セット後のバルブ操作が楽になると思います。
またもう1点苦労した点が逆止弁を入れたが為に、魔改造Ⅲ'改造後配管と3分岐配管のクリアランスが全然取れなかった事です。
無理やり引き伸ばしている写真なので見難いのですが、奥の配管にホースバンドが2個近接して設置されている事が分かると思います。ホースバンドが近接しているという事はホースがとても短いという事です。
※前回のお客様の写真は3つ上に御座いますので比較頂けると違いが良く判ると思います。
これを避ける為には魔改造Ⅲ(内径25mmホース接続)仕様にして、ホースを1周グルーっと回して設置するか、配管を短く作るしか御座いません。
今回2つのレッドシーリーファー250に分岐配管設置させて頂き構造を良く理解しましたので、今後レッドシーリーファー250用分岐配管に関しては下記の対応とさせて頂きます。
カラー配管選択のお客様:逆止弁付き魔改造Ⅲ'仕様をお受けしますが、結構ギリギリですので設置が大変な事をご理解宜しくお願い申し上げます。もしくは魔改造Ⅲ仕様を選択下さい。
※正直流量は変わりません:水槽背面の配管サイズがVP20に近いサイズで有るが為です
国内塩ビ配管仕様を選択のお客様:逆止弁付き魔改造Ⅲ'仕様はお受け出来ません。(魔改造Ⅲ仕様を選択下さい)また、逆止弁無しの場合でも国内塩ビ配管は継ぎ手寸法が長いので、魔改造Ⅲ'仕様は距離が厳しいので設置が難しい事をご理解頂くか魔改造Ⅲ仕様を選択下さい。
※どうしてもホースをグルーっと1周させるのが嫌なお客様は水槽側に逆止弁無しやボールバルブ無しを選択頂けますと幸いです。
ここで痛恨のミス発覚です。今回のお客様は吹出口を太くするという魔改造Ⅱも行わせて頂いたのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
※この改造をした結果、G2に負けない流量を流す事が出来ています。
3分岐配管設置後写真
ボールバルブが2個並んでますが上はカルシウムリアクターに繋がる配管です。内径6mmのホースを使ってほんの少しの量だけをキャビネット外部に設置するカルシウムリアクターに送りますので、流量の影響は殆ど無いと思います。
ポンプの姿は見えませんが、プロテインスキマーの色ともマッチしている配管です。
流量測定結果
これも痛恨のミスで最大流量での測定結果写真撮影を忘れてしまいました。
証拠となる写真が無いのですが以下の結果でした。
正直お客様も「見たこと無い位のレベルで吹出口から水が吹き出しておりビックリした」と仰っておられました。
このレベルで使う方はいらっしゃらないとは思いますが、10回転/時間達成可能です。
最終的にお客様が選択されたレベルと流量は?
レベル2(最高出力から3個絞った状態)で29L/分(1,740L/時間)での運用をする事に決定されました。
回転数で言うと約7.9回転/時間です。
※総水量は220Lと仮定:設定総水量245L、充填率90%で計算
前回のVarios6をお使いのお客様はレベル3(最高出力から2個絞った状態)で27L/分(1,620L/時間)での運用をする事に決定されましたので、1個絞っているのにも関わらず、流量がこちらの方が多く流れているのは、ポンプサイズから来る違いと思います。
その時のクーラーへの流量は14L/分でした。
ゼンスイ様のZC-700αの必要流量は10-40L/分となっていますので、要件は満たしています。
前回のお客様のクーラー側流量は11L/分でしたので、3L/分の差が御座いますが、それがポンプパワーから来る違いなのか?接続ホースサイズ内径によるものなのか?は不明です。
2つ分岐配管を収めさせて頂き気付いた事
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