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600サイズオーバーフロー水槽向け配管計画

先日お伝えした配管計画のブログを見て頂いたお客様より60cm標準サイズオーバーフロー水槽向け配管計画の相談をお受けいたしました。

 

購入した機材の写真まで添付頂き、とても丁寧なメールで相談を頂きました。

 

ご質問頂きました内容は下記の通りです。

*ほぼ原文ママ

 

「現在、60㎝規格のOF水槽を立ち上げ予定なのですが濾過槽や水槽台内が狭いので配管をどうしようか悩んでいます。仕様としましては、60×30×36規格オーバーフロー水槽、40×25×25濾過槽、ゼンスイZR-75Eクーラー、カミハタ3×9W殺菌灯を用意しています。狭い濾過槽内にどうやって配管すればよいか、また殺菌灯が12/1616/22のパイプ径、クーラー13mm16㎜、OFピストルパイプがVP13です。参考のために写真を2枚添付いたします。」

希望回転数の記載が御座いませんでしたので、その点のみ質問させて頂きました。

 

正直ここまで記載頂けましたら後は過去実験結果からお勧めポンプを選んで図面を書くだけなので簡単です。

 

選択したポンプはDEP-4000です。

VP13のオーバーフロー管に接続して1080L/時間の流量が期待出来ますので、総水量75L程度の水槽で有れば仮に10回転/時間希望されると80%程度のポンプ出力で運用出来ますので、とても良いサイズのポンプになるかと思います。

 

では完成図面ご覧下さい。

 

複雑な経路では有りませんのでとてもシンプルです。

 

ポンプ直上にTSユニオンソケットを挟んでいますので、ポンプ直上で配管切り離し可能です。

 

 

CGでは見えないと思いますが、裏側にクーラー接続用の配管準備しています。

 

全ての配管をVP20にしてますので、製作コストも抑えられます。

 

 

購入する部材は上記の通りです。

 

毎回モノタロウのページにてパーツリストに変えさせて頂いております。

 

 

 

 

この内容をお客様にお送りした所、お客様から「主配管のバルブは必要有りますか?」「クーラー接続用パイプにはバルブを入れないのですか?」と質問をお受けいたしました。

 

盲目的に主配管にバルブを入れる設計を行っておりましたが、流量調整はポンプ本体で行えますし、よく考えるとバルブを入れる意味が無いので、「バルブ無しでOKです」と回答させて頂きました。

また、クーラーは切り離しを考慮してエーハイム様のダブルタップがお勧めで有る旨連絡させて頂きました。

 

*本ページをご覧頂いている方にも参考の為、3次元データ(Fusion360)も公開いたしますので、興味有る方は遠慮無く連絡ください。

公開先とパスワードお教え致します。

info.saffdesign@gmail.com

  

ご相談者様、ブログでの公開をご許可いただきまして誠に有難うございます。

 

皆様、こんな配管計画は如何でしょうか?

 

新しく水槽立ち上げたいけど、配管計画困っている方いらっしゃれば遠慮無く連絡頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

 

もちろん、ポンプを買って下さいね。。。。。

 

info.saffdesign@gmail.com