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大型水槽でのDEP-12000使用レビュー

約1年前に大型ポンプのDEP-12000を販売させて頂きましたお客様からレビューが届きました。

 

実はこのお客様には製品送付の段階で非常にご迷惑をお掛けしてしまったお客様です。

にも関わらず、1年の時を経てレビューを頂けるなんて、ポンプが問題無く稼働している証拠ですし、こんな素敵な水槽維持にお役に立てていると思うと、本当に嬉しく思います。

御覧ください。大型ヤッコが優雅に泳いでいます。

 

丁寧にタンクデータも記載頂きました。

アクリル水槽(オーダー)    1,200×600×500
給水管VP25  排水管VU50
濾過層  (オーダー)     900×450×330
総水量       約400ℓ
スキマー、殺菌灯、サーキュレーター2台
DEP-12000ポンプ→40給水栓ソケット→40×30異径ソケット(上部少しカット)→ユニオン継手→エルボ→VP30→30×25異径ソケット→ユニオン継手→VP25→水槽
※殺菌灯は別ポンプ(Rio2500)濾過層2層目へ排水

濾過槽の様子です。

 

正直DEP-12000は大型ポンプですし、普通の濾過槽に入れるとポンプが大きく目立つ事になります。

しかし流石に900サイズの濾過槽ですので、ポンプの存在感が薄れてますね。

ポンプ部のみ拡大した写真も頂きました。

ポンプに接続しているのはVP45用の給水栓ソケットです。

そこからVP30に変換頂いているのですが、濾過槽が大きいのでVP20位に見えますね。

 

 

お客様に頂きましたレビューです

※ほぼ原文ママです

※当方コメントは赤で記載しております

 

いろいろ考えた結果、上記の配管にしましたが12000の性能をフルに発揮するにはやはり給水管がVP25では細すぎるような気がします。
わが家の仕様では10000が正解だったのかな、なんて思っています。微妙な差かもしれませんが。
※ご指摘の通り、配管を絞り込みすぎるのも問題有るかも知れません。太い配管部で分岐をするなら太ければ太い程メリット有るような気はしますが、最細部の口径が流量に効いてきますので、いかに太い配管で最後まで配管しきるかが重要と思います。

通常ポンプレベル70で稼動。
以前にメールで教えて頂いた数値で計算すると47ℓ/分位ですがポンプ音については全く気にならないレベルです。というかオーバーフローの排水音のみ聞こえます。
コントローラーボタンで100までレベル調整できるのも便利です。
水換え後は早く回して汚れを取りたいため75~80にして、落ち着いたら70に戻す様にしています。
※ご指摘の通り、フレキシブルに流量を簡単に変更出来るというのは、実はとてもメリット有ると思います。
また流量を絞れば省エネにも繋がりますので、メリットだらけですね。

feedボタンも便利ですが、うっかり時間を忘れて作業してしまうと事故に繋がりますので電源OFFにしています。
約1年使用してきましたが全くトラブルも無く、大変満足しています。
購入してよかったです。
※トラブル無くて本当に良かったです。国内販売を開始して約2年半となります。既に1300台近いポンプを販売させて頂きましたが、1%以下の不良発生率に収まっています。もちろん0になれば尚良いですし、不良が発生してしまったお客様は本当にお困りになられたと思いますが、サポートはスピード感を持って対応させて頂いておりますので、何か気になる点御座いましたら遠慮無く連絡頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

サフデザインさんのブログを見て勉強するまでは、ポンプ性能について単純に『揚程を考慮してMAXの70、80%位は出てるだろう』で計算していましたが、大間違いなんですよね。
配管の太さも重要なんですよね!
ネットで検索しても配管の太さの重要性についてはあまり語られていないですね。知恵袋でも単純に70~80%位で計算しましょうみたいに答えていますが、違いますよ〜って教えてあげたいくらいです!
ネット検索すればオーバーフロー水槽セットとしてたくさん売られていますが、ほぼ全てと言っていいほど給水管が細すぎます。
1500や1800水槽でもVP16か、せいぜいVP20。これではポンプ性能はフルに発揮できません。
自分なら絶対買いません。
こう言える知識が身に付いたのもサフデザインさんのブログのおかげだと思っております。
※ご指摘の通りです!!
ポンプサイズも重要ですが、それ以上に重要なのは配管サイズです。
海水魚飼育はそもそもがハードル高いのですから、セット販売されている製品は本当に素人の方が簡単に海水魚を飼育出来るシステム構成になってれば良いですよね。
でも、でも。。。
実は、試験を重ねれば重ねる程10回転/時間の総水量回転率なんて、そもそも不要なんじゃないか?と思ってきています。
もちろん生体中心なのかサンゴ中心の飼育なのか?によって必要循環数が変わるのかも知れませんが、HPやYou Tubeで紹介されている水槽を拝見すると、給水管サイズ細く明らかに5回転/時間すらされていない水槽でも、皆さん問題なく水槽を維持されておられます。
今回立上げを行っている、レッドシー リーファー シリーズなんて、総水量350L水槽でも排水管サイズはVP25相当です。
世界のレッドシー様がこのサイズに設定しているのですから、もしかしたらサンゴ中心の水槽では、総水量が大きければ大きいほど1時間当たりの総水量回転率は少なくても問題無いのかも知れません。
サフデザインさんのブログは実験結果を詳細に分かりやすく載せていますので、これから始める方にも大変参考になるかと思います。
これからもホームページをチェックさせていただき、充実したアクアライフを目指していきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
※最初から最後までご丁寧にコメント記載頂きまして、誠に有難う御座います。

 

ポンプ選びや配管計画に迷ったら遠慮無く連絡頂けますと幸いです。

 

info.saffdesign@gmail.com

 

皆様良いアクアライフを!!