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HSBAO DEP-2500性能実験

DEP-2500の最大流量確認を行いました

 

今回は、HSBAOのDEP-2500(2,500L/H)の最大流量測定を行います。

 

本ポンプは取扱ポンプのうち小さい方から2番目のサイズです。

 

VP25配管で接続する大容量サイズの物では有りませんので、VP13とVP16オーバーフロー管に内径16mmのホースを使って接続した際の最大流量を確認しました。

 

hsbao DEP-2500 水槽 塩ビ配管 オーバーフロー水槽

 

 右手にクーラーやUVランプが写っていますが使用はしておりません。

 

では、早速実験動画を御覧ください。

 

 

結果です。

 

コンディション 流量 消費電力

1年使用時

概算電気代

内径16mmホースをVP13オーバーフロー管に接続 852L/H(14.2L/分)  23W 5,440円
内径16mmホースをVP16オーバーフロー管に接続  900L/H(15L/分) 23W 5,440円
VP20配管で立上げてVP13オーバーフロー管に接続 972L/H(16.2L/分) 25W 5,913円
VP20配管で立上げてVP20オーバーフロー管に接続 1,272L/H(20.9L/分) 26W 6,150円

 *下の2件は2018年4月8日4月14日に実験した際のデータを参考までに載せています。

 

【纏め】

  1. オーバーフロー管が太い方が多くの流量が流れましたが、ポンプ容量が大きくないからかVP13接続とVP16接続では流量にそれほど大きな差は有りませんでした。
  2. 同じVP13のオーバーフロー管に接続した時でも、ポンプ直上を太い配管にした方が多くの流量が流れる事が判りました。(16mmホースを接続する為に、ホースコネクターで絞り込まれる部分の影響が出ているのかも知れません)
  3. 一般的なオーバーフロー管サイズでは有りませんが、やはりVP20程度の太さが有るとオーバーフロー水槽での使用時にポンプ型番の半分程度の流量が得られることが判りました。
  4. 総水量に対して1時間あたり10回の循環量を望むなら、総水量90L程度の水槽まで対応可能です。
  5. 総水量に対して1時間あたり6回の循環量を望むなら、総水量150L程度の水槽まで対応可能です。

本ポンプは売れ筋のサイズですし、競合他社からも多数同サイズのポンプが販売されておりますので、当社取扱製品の実験が落ち着いたら、他社製品も実験して報告したいと思っています。

 

皆様良いアクアライフを!!