オーバーフロー水槽で使用するポンプとして、どのポンプが適正か判るようにリストに纏めました。

$$ポンプ性能実験結果纏め$$

 

オーバーフロー水槽循環ポンプサイズの選び方

性能検査動画を見て頂いて分かる通り、揚程・配管抵抗等が有るのでポンプ型番通りの循環水量は期待出来ません。

   *もしまだご覧頂いていない方は下記動画参照頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

    https://youtu.be/1Se2Cyt6XHw

 

特に、クーラーやUVランプを途中に挟むと、配管経路が長く・抵抗が増える為、循環水量は大きく減少します。

 

水槽の総水量をベースに選定の目安となるサイズは下記の通りです。

*あくまでも目安となります。必要な流量に応じた選定をお願いします。

 *1時間当たり必要循環量回数を6回と設定

ポンプ性能検査結果

ポンプ名前 ポンプ単体 +クーラー +クーラー+殺菌灯
E社 1000 11.2 6.8 6.3
J社 DCS-2000 25.8 10.6 8.3
HSBAO DEP-1200 18.1 10 9.1
HSBAO DEP-2500 23.8    
HSBAO DEP-4000 28.8 16.6 13.3
HSBAO DEP-6000 46.3  

単位:L/分

*自社検査による結果

 ・約1m位置の揚程での測定結果

 ・オーバーフロー水槽への設置を想定したテストです

詳しくは下記リンクを御覧ください

DCポンプは、少し大きめのポンプを選んで流量を絞って使う方法がお勧めです。

絞った流量に応じた電力量しか消費しないので、省エネです。

*ACポンプでは、バルブや吸い込み水量を物理的に抑えることで

 流量を絞る関係で、大きく電力使用量を下げる事が出来ません。

 

*主循環ポンプとクーラー・UVランプ用循環ポンプは分けたほうが効率良いかも知れません。

 

 

 

【予備ポンプ保有を検討下さい】

循環ポンプは水槽システムの生命線です。24時間休みなく稼働する為、各部劣化等により故障することが有ります。循環ポンプの故障は水槽の崩壊にも繋がりますので、是非とも予備のポンプを保有頂くことをお勧めします。