プロテインスキマーの調整方法

 

プロテインスキマーは設置するだけで能力発揮出来る訳では有りません。

皆様の水槽に応じた調整が必要となります。

下記内容やビデオを参照頂き最大限の能力を発揮出来るよう調整頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

 

適合水量に関して

 

WS-150は水槽種別に応じて参考の適応水量を提示させて頂いております。

 

 対応水量(ナチュラルシステム)     400L
 対応水量(サンゴ水槽)  800L
 対応水量(魚のみ水槽)  1200L

 

この数値はあくまでも目安となります。

 

プロテインスキマーは魚・サンゴ・イソギンチャクの排泄物や食べ残し餌を回収・排出する為の装置になります。よって、生体の量・餌の量等環境によって大きく作用されます。

 

 

WS-150の調整可能なパラメーター

 

本プロテインスキマーはDCポンプを搭載したスキマーとなり、調整の為には下記4項目を適切な状態に設定する必要があります。

 

  1. 水位
  2. ポンプパワー
  3. 空気流入量設定
  4. 排水設定

各々の項目に関して事項で調整方法を説明させて頂きます。

 

水位の設定

 

本プロテインスキマーの推奨水位設定は18〜23cmの範囲となります。

 

この水位より低くても高くても能力発揮出来ませんので、この範囲内に収まるように調整下さい。

 

水位が低い場合:濾過槽(サンプ)水位が高くなるように仕切り板高さを見直す必要が有ります。

水位が高い場合:プロテインスキマーの下に適正な水位になるような下駄を履かせて下さい。

 

※水位変動もスキミングの安定性に影響を与えます。一定した水位が保てるような3層式以上の濾過槽の使用を推奨します。

 

また、給餌等のタイミングでポンプを停止した際に、水位が変動するような濾過槽を使用している場合は、給餌タイミングにプロテインスキマーも停止させるようにして下さい。

 

ポンプパワーの設定

 

特に、正式な設定値は御座いませんが、本プロテインスキマーのポンプは20段階でポンプ出力を可変させる事が出来ます。

10〜20の範囲で設定すると上手くスキミング出来る可能性が高まりますので、その他パラメーターとの兼ね合いで出力設定するようにして下さい。

 

※低すぎるポンプ出力の設定では、十分なフォーム(泡)を作成する事が出来無いケースが御座います。2ヶ月に1度はポンプを開放点検・清掃を行いポンプ本来の能力を発揮出来るようなメンテナンスをお願いします。

 

空気流入量の設定

 

空気流入量は少ない方向から多い方向に向けてバルブを回すのが基本となります。

まずは下の写真を御覧ください。

 

 

明らかに空気流入量が少ない為、十分なフォーム(泡)を発生する事が出来ていません。

バルブを開いて空気流入量を増やすようにして下さい。

次の写真を御覧ください。

 

 

今度は空気流入量が多すぎる事例です。

フォーム(泡)がタンパク質等の海水中に溶け込んだ汚染物質等を上手に持ち上げることが出来ずに弾けてしまっています。

 

プロテインスキマー能力発揮のポイントは微細なフォーム(泡)で汚染物質を空気中へと持ち上げてあげる事です。

 

 

排水量の設定

 

皆さんドライスキム・ウエットスキムと言う言葉は聞いた事が有りますか?

 

簡単に説明すると、老廃物のみを乾いた状態で濾し取る事をドライスキム。飼育水も含んだ形で濾し取る事をウエットスキムと言います。

 

どちらが良い悪いでは無く、ご自身の望むような回収液の状態を目標に水位を設定頂ければ結構です。

 

写真を御覧ください。

 

 

設定直後にこの程度の高さに水とフォーム(泡)の境界を、設定してフォーム(泡)の破裂点を設定するのは高すぎる設定となります。

この状態ではすぐにオーバースキム状態となり、カップから回収液が溢れ出すことになってしまいます。

 

※プロテインスキマーは設置して1・2時間で能力を完全に発揮するものでは無く、長い時間(時には1〜2周間の時間)を掛けて、やっと本来の能力を発揮するケースも御座います。低めの水位から初めて少しづつ水位を高くしている事をお勧めします。

 

文字で読んでも判りにくいと思いますので、ビデオを御覧ください。

 

プロテインスキマー調整ビデオ紹介